由川稔が選んだ本日のロシアの経済文化史ニュースです。
日韓共催ワールドカップ（２００２年）のオセアニア予選で、オーストラリア代表に０対３１で大敗し、国際Ａマッチ史上最大点差という汚名を残してしまった米国領サモア代表。以降彼らは、１０年間以上にわたってＦＩＦＡランキング最下位になってしまったという。その彼らが今回の２０１４年ワールドカップ・ブラジル大会に向けて、汚名返上と初勝利のために奮闘する姿を追ったドキュメンタリーだ。
寄せ集めのアマチュア集団という経済事情に加え、女性の心を持った第３の性（ファファフィネ）を持つ選手もいる。独自の風土と文化を持つ米領サモアチームに、米国サッカー連盟からオランダ人監督がやって来た。彼の登場はドキュメンタリー製作チームにとっては全くの予想外な展開だったそうだが、これがチームのみならず本作までもドラマチックな展開へと変えていく！
そもそも、日本のＷ杯出場決定の裏側でこんなドラマが展開されていたことも、サモアが米領と英国連邦加盟国のサモア独立国に分かれていたことも恥ずかしながら知らなかったワケで（苦笑）。しかしながら彼らの潜在能力の高さは驚異的。ブラジル大会前になんですが、２０１８年のロシアＷ杯がいまから楽しみになってきた。★★★★★（中山治美）
転載元：http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-225265-storytopic-139.html
ロシアで行われるワールドカップが今から楽しみですね！
由川稔でした。
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